本日・11月11日、
ザ・議論!
「リベラルVS保守」究極対決
「リベラルVS保守」究極対決
(毎日新聞出版)
発売されました!
真の「リベラル」を追究する
井上達夫氏(東京大学大学院教授)と
「保守」の王道を再興する
小林よしのり(漫画家)が
第1部 天皇制――理念か伝統か
第2部 歴史認識を問う
第3部 憲法九条と思想の貧困
の三部構成で、妥協なき討論を
繰り広げます!
何しろ『天皇論 平成29』の突貫作業中で、
実はまだ全部読めてないのですが…
とにかくこの本、
間違いなく面白いです!
冒頭、議論に入る前に
「リベラル」という
言葉の問題を話していますが、
まずそこからすごく面白い!
言葉の問題を話していますが、
まずそこからすごく面白い!
もともと「リベラル」は、
右からのみならず、左からも叩かれていた
なんて知りませんでした。
冷戦構造が崩壊して、「左翼」「革新」が
使いにくくなってから、それまでリベラルを
馬鹿にしていた左の人たちも
「リベラル」を自称し始めたそうです。
一方で、実は単なる「反左翼」でしかなかった
自称「保守」の迷走ぶりは、イヤというほど
見て来たとおり!
「自称保守」と「自称リベラル」の
思想的アイデンティティ・クライシスによって
言論状況が混沌を極めている中で、
真のリベラル、真の保守を追究する
日本に稀有な二人がガチの議論をするのだから、
面白くならないわけがない!
第1部では井上氏が最初から
「天皇制はいずれ廃止すべき」と発言。
しかしその論拠には納得せざるを
得ないようなところがあり、
それに反論するには、より深い
考察が必要になってくる…
とにかく刺激的で、
意見が対立しても爽快感すらある、
今までにない本になっています!
頭脳を活性化させたい人にお勧めします!