以前、インタビューに応じた『別冊宝島』が届いた。
タイトルは「
第1章に6人のインタビューが掲載されている。
同章のタイトルは「平成の『玉音放送』をこう聞いた」。
掲載順に並べると以下の通り。
八木秀次氏、竹田恒泰氏、高森、
まだ詳しく読んでいない(
ただ八木氏は例によって無知丸出し。
「仮に、
どのように規定すればいいのでしょうか。
極端にいえば0歳から可能なのか。
手続
あり得ない訳ではない。
だが勿論、
その場合、当然、摂政が置かれている。
勿論、皇太子もいない。
八木氏はたとえ極論としても、
あり得ると考えている。
信じ難い。
無知なのか、無責任なのか(或いはその両方か)。
少なくとも天皇ご本人に当事者能力があり、
その程度の想像さえ出来ないとは。
「健康状態」
高齢による衰えそれ自体は、
今回、天皇陛下がおっしゃっているのは、
かつ社会の高齢化の中で制度上、
「外部の恣意的な要素」は、
当然「排除」出来る。
「(退位後)
スタッフ、
時間がかかります」
それとも、本人も本気でそう信じているほど無知なのか。
退位後の陛下の「ご活動」について迄、
必要がある、という発想自体、
の延長上の問題設定。
陛下に対して何を“保護者ヅラ”しているのか。
これまで陛下が、
その「お務め」を、
来られたと思っているのか。
陛下を“子供扱い”
「称号」は歴史的に一貫して使われて来た「太上天皇」を
変更しなければならない理由があるのか。
他により適切な称号があるのか。
お住まいは勿論、
住み続けられる可能性も当然ある。
八木氏は、
これまでの前例を
「スタッフ」についても、
拡充すれば良いだけの話。
予算も、これまで通り内廷費が当てられる。
だから検討材料は、
余りに初歩的な議論。
でも、本気で「
こんなことも述べている。
「大喪(たいそう)
いうことについても、
これも不思議な発言だ。
即位に関わる儀式で、特に大幅な「見直し」
むしろ、「大喪」
儀式の流れがよりクリアになる。
これまでの「剣璽(けんじ)等承継の儀」をもとに、簡素な
「譲位(天皇退位=皇嗣即位)」
あとは先帝崩御の際は必要だった1年間の諒闇(りょうあん、
喪に服される期間)を挟むことなく、
新帝即位当日の「賢所(
「皇霊殿(こうれいでん)・
から始まって、「
「同皇霊殿・
に至る、
(先に述べた“
「見直す」
「数年単位(!)の時間を要する」
そうした無知丸出しの放言は勿論、皇室への非礼そのもの。
しかし、それ以上に許し難いのは、次のような暴言だろう。
「『
自由に退位できるようになると、
皇室は消滅してしまいます」
これは、
反論以外の何もので
陛下の“間違った”お言葉に従うと「皇室は消滅してしま」う!
呆れ果てた傲慢さと言わざるを得ない。
しかも、これだけ重大な断定をしておきながら、
何の根拠も、
象徴としての務めを十分に果たす事が「
退位されるのなら、「自由」
それを「理由に」という言い方は、
(つまり勝手気ままに)、
もしそうなら無礼極まる。
更に「
「
崩すことにな」るのか。
むしろ、
国民との“繋がり”が一層、
それとも、
「退位」
だから「
退位は絶対に認められない、と。
現に「
つながってくる恐れがある…次々に皇位継承・
皇室は存立しえなくなります」とも述べている。
だが今でも事実上、「即位拒否」は可能だ。
例えば園部逸夫氏はこんな指摘をしている。
「
皇室会議の議により、…
と定めていることから、
という意思表示を公の場で
解することが可能であれば、
という選択を行うことが
陛下はご自身の責任感と使命感によって即位されたのだ。
制度上、
ない。
どこまで皇室の方々を侮っているのか。
まぁ、八木氏の「退位」
万に一つもないのだが。