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小林よしのり
2016.10.20 00:36日々の出来事

テレビドラマの感想


昨夜は「相棒」を見たが、全然面白くなかった。

仲間由紀恵が出た1回目は良かったのに、またこの

マニアックな話か。

そもそも右京が紅茶マニアなのは面白いが、相棒が

コーヒーマニアってのがわざとらしい。

「相棒」はいくらでも面白くなるはずなのに、

せせこましい筋立てにして、いちげんさんを拒否する

からダメなんだ。

脚本が問題だよ。

 

「校閲ガール」はひたすら石原さとみが可愛いから

見てしまうが、話は単純で最後まで見るかどうか

分からんな。

 

「べっぴんさん」は不幸しかない話だから嫌になってきた。

 

「ドクターX」が微妙だ。

「御意!」と言ってた男が出てない。

主要キャラの演技の過剰さが鼻につくときもある。

 

「砂の塔」が期待できる。

菅野美穂は爬虫類的な顔なのに可愛いくて、日常性を感じ

させるから実に不思議な女優だ。

日常性を感じさせつつも、不気味なドラマには良く似合う。

松嶋菜々子が「家政婦のミタ」を彷彿とさせる恐い演技を

していて、素晴らしい。

 

一番面白いのはやはり「真田丸」だ。

前回、大阪城で幸村と茶々が再会したときのシーンは

凄かった。

竹内結子の一瞬のうちに見せる表情の微妙な変化には

鳥肌が立った。

なんという上手い演技だ。

竹内結子は顔が可愛いのに、絶妙の演技をする。

「真田丸」がやっぱり一番だな。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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