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高森明勅
2016.10.3 01:30

陛下ご自身の「天皇」論(3)

陛下のお言葉の続き。
「憲法に定められた国事行為のほかに、天皇の伝統的在り方に
ふさわしい公務を私は務めていますが、
これらの公務は戦後
始められたものが多く、
平成になってから始められたものも
少なくありません。

社会が変化している今日、新たな社会の要請に
応(こた)
えていくことは大切なことと考えています」
平成18年6月6日)

実はかなり凄い事をおっしゃっている。

譲位の事もその延長線上の話。

何故、私は気付かなかったのか。(終わり)

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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