ゴー宣DOJO

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高森明勅
2016.9.13 01:00

ゴー宣道場の宿題

9月11日、ゴー宣道場。

生前退位と皇室典範の改正を巡り討議した。

ゲストは弁護士の倉持麟太郎氏。

シャープでバランス感覚を備えた好漢。

ほとんど師範とゲストの議論の時間に費やした。

手前味噌ながら、他では期待出来ないレベルの議論を、
ユーモアと共に提供出来た自負はある。

取り分け泉美木蘭師範の熱意は凄かった。

終了間際の時間になって参加者からの質問を受け付けた。

奥ゆかしそうな女性の質問にドキリとさせられる。

政府の対応に対する皇室を敬愛する人々の歯痒さが伝わる。

最後に、私が法律家の倉持氏の協力を得て、
典範改正私案をまとめる宿題を出された。

大変なことになった。

でも真剣に取り組んでみよう。

なお道場終了後、参加されていた日本国体学会のY氏から、
昭和22年9月のキャサリン台風の際に昭和天皇が被災地に
お出ま
しになった件について、『昭和天皇実録』の該当記事の
写しを戴いた。

ご厚情に感謝。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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