ゴー宣DOJO

アンケート
2018.3.24 11:54

第70回 関西「ゴー宣道場」アンケート回答1

70回「ゴー宣道場」、関西で行う「ゴー宣道場」は、4回目だったが、我々が推す「立憲的改憲」のためのアドバイスを一流の憲法学者にもらう第2回目だった。
特別ゲストに若き法学者・曽我部真裕教授を招いて、山尾志桜里議員と共に、議論を行った。
参加者の感想にひとこと回答を添えて紹介する。
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◆内容がとても私にとって興味のある話だったので自然に聞き入ってしまいました。

世間話が大好きなのですが、特に憲法については非常に好きな話題で、よくニュースなどを見ていて気になることを調べたりしています。
その中で、今回の話でより憲法についての知識が増えたので良い体験でした。
行きはフェリーで来たのですが、船の微振動で眠れず、ゴー宣道場があっているにもかかわらずついうとうとしてしまいました。
そんな時、心配してくれてペットボトルの水を下さった先生の優しさに感動してしまいました。
(佐賀県・13歳男性・中学生)
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わしの目の前で聞いていた中一の少年だ。
「世間話」というのは、「社会問題の話題」のことだろう。
1の姉と憲法の話などやっているらしいから、見かけの子供っぽさに比べて、頭脳は今どきの大学生より優秀
なのかもしれない。不思議だ。
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◆今までの「護憲」か「改憲」かといった次元の話ではなくて、憲法のここを良くしたらいいんじゃないか、という、新しい視点で考えることができるんだ、とわかった。
憲法裁判所のお話は、私は今までよく知らなかったからぜひお聞きしたいと思っていた。
山尾議員が、実際の「安保法制」にたとえて、憲法裁判所が登場するタイミングの3つの場合を説明してくださっていたのがわかりやすかった。
今回、少し難しめのお話もあったけれど、それでも、たとえの話などがあってとてもわかりやすく感じた。
憲法は、みんなが考えるものだと思った。考えてもいいんだ、ということを、思っておくべきだと思う。
(佐賀県・15歳女性・高校生)
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上の13歳の子の姉だが、よ―――おく分かっているじゃないか!
なんなの、この凄さ!
あきれるな――――――あ。
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◆テレビではとうてい聞けない(出来ない?)専門的で深い議論を聞けました。
なぜTVでは政治家同士が憲法を議論してるのか、不思議に思う程です。
憲法裁判所のような制度は必要であると思いますが、運用上、問題は多々ありそうだと思いました。
今後とも学者を交え質の高い議論をしてほしいです。
(滋賀県・22歳男性・大学生)
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自分で考えてる大学生もいるんだな。立派だ。
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◆世論調査では80%の人が日本は戦争にまきこまれると思っている事におどろいた。
そういう人々は、いつの間にか、アメリカの侵略戦争に実際にまきこまれて、身近な人が亡くなる等が起きないとニヒリズムを脱せないのだろうか?
その時でもニヒリズムのままなのだろうか? 
自分は、絶対に戦争をしないための立憲的改憲を実現するために、自分が出来る事をあきらめないようにします。
(京都府・37歳男性・会社員)
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奴隷のニヒリズムから脱しなけりゃな。
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◆曽我部先生のお話がわかりやすくてよかったです。
今まで知らなかった話が多く聞けたので、もっといろいろな所でお話が聞きたいと思いました。
山尾先生のパワーあふれるお話ぶりにも圧倒されました。
最後にじゃんけんに負けたのが悲しかったです。
あと、カレーせんべいさんが最初のあいさつで緊張されていたのが印象的でした。
(広島県・49歳女性・臨床検査技師)
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カレーせんべいにニヒリズムはない。そこがいい。
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◆フランスの改憲を例として、大前提に「政権交代」があるというお話しが印象に残りました。
与党の都合ばかり優先すると野党となった時に苦しくなるため、権力者の都合の良い改憲ばかりにはならないと。
日本では自民党以外に第二の大政党が存在していないばかりに自民党、とりわけアベ首相が好き勝手なことばかり仕出かすのも致し方なしと思いました。
(東京都・46歳男性・会社員)
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政権交代が起こらないとダメだよなあ、ほんとに。
日本人は「保身主義」ばっかりだからな。
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◆山尾先生の、ルールを破っている人を怒らないなら守る気が失せてしまうものというお話はわかりやすかったです。
その上で曽我部先生の憲法裁判所ができたからと言って違憲判決を出してくれるとは限らないという指摘は確かにと思いました。
やはり国民の気概がキーになるなと思いました。
(東京都・40歳男性・CGデザイナー)
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「内心の自由を侵してはならない」という自由な国の根本すら守る気概もなく、共謀罪を通した国民だからな。
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◆議論をすること、議論の場をもうけることが本当に大事だと思いました。
議論をしないと、思考が前に進まない。
そして思考が停止してしまう。
思考停止は特定のイデオロギーや権力者に身をゆだね、それらの操り人形になることを意味する。
私自身も思考し続けます。
そして、自分から議論の場をもうけ、周囲の人々と話し合いを深めていこうと思います。
(岡山県・39歳女性・会社員)
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いいこと言うなあ。君は奴隷ではない。
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◆倉持師範の「憲法裁判所は、裁判所ではなく憲法」という話と、小林先生の「天皇が承認した法律を違憲と判断するのは問題」との主旨の言葉が、大変印象深く思いました。
(大阪府・42歳男性・会社員)
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必ずしも憲法学者の共同体の常識が正しいわけじゃないんだよ。
いずれわしが語るから。
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◆今回も非常に有意義な時間を有難うございました。
特に質疑応答の際に出てきた「日ジブチ協定」と同協定が結ばれた際の防衛大臣の「感慨深い」という発言について、最大のショックを受けました。
「大東亜論第2部」の江華島事件での日本政府の覇道的行動と、全く同じように受け止められたからです。
軍事法廷のみならず、憲法を含め、法の穴を埋めていくのは当然として、「自分がやられたことを立場の弱い者に押しつける」という藩閥政府以降の悪弊を意識的に変えていくことも、重要な日本の課題だと思いました。
(岡山県・21歳男性・学生)
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すげーな。この学生もすげーぞ。
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◆「背伸びぎみに参加する」という言葉で「ほっ」としました。
師範の先生のおしえを受けながら、これからも日本の憲法について考えつづけていきたいと思います。
(兵庫県・52歳・会社員)
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違う常識で構築された言葉を理解するには、最初のうちは「背伸び」しかない。
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◆頭フル回転でしたが、高知から来て、やはり生での参加は良いです。
中江兆民、板垣退助を生んだ議論好き高知から来ました。
すっかり愚民化されてしまい(私も含め)、周りで今日のような話をする場が今はありませんが、
将来的には、日本中で自然に話題にのぼるようになれば、と思います。
(高知県・50歳女性・ネット語学教師)
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中江兆民は高知の誇りにしていいよ。
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◆憲法学者は「理念、原則」を、山尾議員とゴー宣道場は「現実」を見ていると感じました。
学者の意見というのは、現状認識の確認やアドバイスに使うのは重要だと思いますが、現実を動かすのには向かないのではないかと思います。 
憲法学者全体がそうではないのかもしれませんが。
以前のゲスト、高山先生のように「これはダメ」とはっきり言ってくれるような憲法学者はいるのでしょうか?
「一緒に戦いましょう!!」と言ってほしいです、理想としては。
でもこういうことが大事なのでしょうね。
来てくれた曽我部先生には感謝です。
曽我部先生の主張、自分はどうしたいのか?というのは一部ではよくわかりませんでした。
憲法改正についての現状というのはわかった気がしますが、戦後GHQが初めてもたらした「戦前は天皇主権」という認識は憲法学者の共通認識なのでしょうか? 疑問に思いました。
(神奈川県・43歳男性・エンジニア)
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あっ、すげーな、こいつ。こういうのいるんだな。
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◆橋下徹氏が代表のころ、維新の会の集会を見たことがあります。
信者と教祖の雰囲気がありましたが、ゴー宣道場にはなかった。それが良かった。
(奈良県・62歳男性・会社員)
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「ゴー宣道場」では、参加者の意見で師範が考えを変えることだってあるんです。
「公」のためなら当然です。
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◆こうやって市民の中で行われる議論の重要性というものがよく判りました。
ただ普通の人は忙しくて考える暇も議論する暇もないというのは、私も実感として思うところです。
こういう場がもっと増えれば良いのにと思いますが、具体的な希望が見えません。
最近、ネットでの議論に失望していたところで、どうすれば良いのか考えていきたいです。
(京都府・36歳女性・専業主婦)
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まず自分の精神の腐り止めとして、「ゴー宣道場」に注目しておくべきです。

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