奇しくも、いや神がかり的に、天皇陛下の「生前退位」の
ご意向を受ける形になった関西版「ゴー宣道場」は予想を
超える参加者となり、急きょ椅子を追加して、会場に入る
ぎりぎりの満杯状態、大盛況の開催となった。
議論は高森氏の圧倒的な熱弁が参加者の感動を呼び、
「理」と「情」のバランスがとれた素晴らしい回に
なった。
しかし、八木秀次の名前を出した途端に、あれほどの
笑いがとれるとは予想してなかった。
Y染色体の発案者への軽蔑は、相当な共感を呼ぶ状態に
なっていたらしい。
参加者のレベルの高さを見せつけられた。
日本会議や自称保守派が天皇について議論しても、
「理」は、カルトなY染色体・男系固執の因習ばかり、
「情」は、歴史上の個々の天皇は男系血脈の「器」でしか
ないという考えなので、ひとかけらもない。
天皇陛下のご意向など「聞きたくない」「逆らいたい」と
いう傲岸不遜な「国民主権病」で踏みにじってしまう。
尊皇心がゼロの国賊連中は、天皇についての真っ当な
議論など出来るわけがない。
昨日は「ゴー宣道場」に参加する健全な国民の前だから
こそ、とことん踏み込んだ議論になったのだろう。
泉美さんの皇統譜の個々の神様の説明が、実にこなれて、
端的にやっていたので、さすがだと思った。
さすが古事記・日本書紀マニアだ。
皇統譜、重いのに持って来させて良かった。
関西のオリジナル設営隊に、東京からの応援もあって、
沖縄から高里氏も駆けつけて警備を担当してくれ、
安心安全のうちに議論を楽しめた。
それにしても若い参加者が目立つようになった。
中3の男子は将来、教師になると言うし、高1の男子は
テニス焼けで精悍な顔つきをしていた。
AKBの少女のように可愛い15歳の少女が、彼氏に
『ゴー宣』を読ませて愛読者にし、カップルで参加して
いたのには驚いた。
もう孫の世代の活躍が始まっているのだ。
カレーせんべいの直訴は可能かどうか、考えてみる。
九州方面にどれだけ『ゴー宣』の愛読者がいるか分からない。
場外乱闘で設営隊の諸君と交流したが、ライジングで
コメントを書いている「たこ焼き侍」という人が女性だ
と知って驚いた。
しかも個性が半端ではない。
いろんな読者がいるもんだと感心した。