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小林よしのり
2016.8.4 01:40皇統問題

日本会議は国賊集団である


週刊文春の記事「天皇生前退位に『日本会議』が猛反発」

という記事を読んで、猛烈に腹が立った。

日本会議は自分たちの方が天皇陛下より

偉いと思っている!

「天皇陛下の好きにはさせない」というこの傲岸不遜の

態度は、あきらかに「国民主権」の最悪の病いの発症で

ある。

「承詔必謹」のひとかけらもない、国賊そのものである。

 

日本会議が「男系男子」にこだわるのなら、その人物を

国民に紹介すればいいではないか!

「いない者」を皇族にしろと、この場に及んで主張するとは、

頭がイカレてるのか!?

小泉政権での女系継承を認める法案を潰してから、何年になる?

なぜ日本会議は男系男子を見つけないのか?

「いない者」をいると妄想して、男系しか許さんと言うのは

異常すぎる!

日本会議の中に極左が入り込んで、皇統断絶のために策動して

いるのではないかとしか思えない。

 

お言葉を表明される天皇陛下のご意向は、断じて「私心」では

ない!

それが「公」のためだからだ!

日本の未来のため、あらゆる方面に配慮した結果として、

悩みに悩んで表明される「ご意向」である。

 

ある宮内庁幹部は「これは天皇陛下からの最後の

メッセージともいえる、大きなものだから」

呟いたという。

日本会議は天皇陛下を奴隷と思っているのか?

これほどまでに「尊皇心」をなくすとは、極左以上!

日本会議は国賊集団である!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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