ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2016.7.3 04:59日々の出来事

美味礼賛の章について


『民主主義という病い』の美味礼賛の章を読んで、

こう考えたというコメントを紹介したい。

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昔は旅番組やグルメ番組では、視聴者は、嫉妬を煽られつつも、

羨望の眼差しを向けざるを得ない様なものが多かった。

今では芸能人が庶民アピール御用達の店で、ちびちび飲み食い

したり、いかにも貧しい国で旅行したり、視聴者の目線をより

下層、かつ内向きにさせ、上を見てもしょうがない気分にさせ、

健全な嫉妬の感情を起こさせないようなものが増えた。

格差社会の現実なんか見たくもないし、ましてや上見て

「コンチクショウ」と思う気力すら削がれている。

それでも鬱憤は溜まっていき・・・(久米)

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これ、わしが描いた理由で正解だよ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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