日本共産党の主張が新聞に載っていたが、賛成できる点は
大いにある。
「消費税10%はあきらめよ」と言い、「中小企業より低い
大企業の税負担をただす」、「タックスヘイブンによる富裕層・
大企業の課税逃れをただす」と言う。
確かにタックスヘイブンをただせば、消費税は必要なくなる。
富裕層・大企業優遇を続けるなら、消費税でしか社会保障は
維持できないだろう。
タックスヘイブンをただすというのは、他の政党は言って
ないような気がする。
「オスプレイ1機分112億円で、保育所100か所できる」
軍事を軽く見てはならないが、保育所を作ることは、今や
国家の存亡にかかわるから賛成だ。
「亡国のTPPは阻止」というのもいい。
これはグローバリズムへの流れを阻止するイギリスのような
主張だ。
だが、憲法改正に反対なら、自衛隊は現状のままであり、
日米同盟の頸木から逃れられず、国家主権は失ったままに
なる。
国家が国家としての体をなさなければ、民主制も機能しない。
よって共産党は口当たりの良い政策だけ並べた偽善の党と
感じてしまう。