6月5日、第55回「ゴー宣道場」は『言論の自由と潔癖王国』
と題して開催された。
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◆オバマの広島訪問に関するマスコミの報道、大和君の事件に
関するお父さんへのバッシング、杉並の保育園問題での少数者
へのバッシング等、規模の大きさこそあれ、それらに通底して
いるのは、やはり我々国民全体の知性の劣化が根本にあること
が良くわかった。
そういう意味で、第2部で話していた「そもそも」を追求して
いく探求心を、本や議論の中で身につけていくこと、意識して
いくことが重要であるということがわかった。
(埼玉県・49歳男性・機械設計)
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「ゴー宣道場」を「言葉の意味合い」を共有できる共同体として、
常識の確認を行う必要があると思います。
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◆(第1部)言論の自由が制限されている状況が国民に認知され
ないままに進んでいることが大変に恐ろしいことで相当に
危ういのだが、国民がほとんど関心を向けないというのが更に
危ういと思った。
このままなのかと思うと、大変暗い気持ちになる。
(第2部)最近アマゾンで本を買うことが多いので少々耳が
痛いと思った。
人文系がどんどんけずられていくと、自分で考える人間と
いうのが増々減っていく。
言論の自由に対して疑問を持たず、国家に飼いならされていく
人間が多くなると思うと、気分が重い。
(千葉県・25歳男性・会社員)
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「権力に飼いならされた羊にはならない」というのは、
文学的感性であり、ロックでもあります。
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◆切通先生がいなくてゴジラの話が聞けず残念でした。
けれど、それを感じさせない内容とボリュームでとても
いい回でした。
始まる前に控室ではどんな話で盛り上がったのか
知りたいです。
(東京都・40歳男性・会社員)
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今回は師範の人数が少なかったので、テンポよく進んだと
いう面もあります。
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◆高森先生の「ニューヨークに核を落としてやる」発言に
ものすごく共感しました。
やるやらないは別としても、その気概なしにアメリカと
付き合うのは非常に危険と感じます。
(東京都・44歳男性・会社員)
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その通りですね。
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◆国民の感覚が劣化すればするほど、政府などの権力による
悪い意味の統制が、知らず知らずのうちに進行してしまう
ということが本当に起こるのですね。
自分の住むこの日本で既にそんなことが起こっているのだ
と思うと、目に見えないから余計に恐ろしいです。
(東京都・38歳女性・会社員)
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思想家は見抜かなければならないし、ジャーナリストは
暴かなければならない。
それを邪魔して権力の側を守ることが、保守だと思い込んで
いる異常者がいるんだな。
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◆人文学的な教育がおろそかになっている事。それを推進
している政策。
日本人としてのアイデンティティを失わせていくに決まって
います。
権力に対する危機感を私も持って、バランス感覚を大切に
したいと思います。
(神奈川県・53歳男性・会社員)
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国が人文学系の学部を消滅させようとしてるのに、保守を
自称する者たちから何の文句も出ないという、これこそが
劣化!
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◆私も大学、大学院では哲学を勉強したくて人文系に
入りました。
自衛隊においては弾道計算やアルゴリズム解析等で
理系中心社会となっておりますが、文脈を読み解く
「読解力」が求められているのも事実です。
大学から人文系を無くすことは人々の大衆化を加速して
しまうのではないか、と危機を感じました。
(神奈川県・45歳男性・海上自衛官)
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「ゴー宣道場」の意義は皇統問題の解決だけではなく
なってきたな。
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◆「権威が衰えると“権力”が台頭する」
「皇室という国民統合最も理想的な“権威”を日本人が
どれだけ自覚しているか?」
「公に基づいた“言論の自由”か?」
「イデオロギーが介入しない“言論の自由”が評価され
ないと暴力を招く」つまり、「公に対する責任」が肝要で
あると確信しました。
(埼玉県・49歳男性・外食サービス業)
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しっかり聞いてくれてる人だな。
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◆「朝まで生テレビ」より1000倍楽しめました。
師範の方々の意見も伺えて、小林先生の生の演説(講義、意見)
を直接うかがえたのが、感動でした!
「言論の自由」というと抽象的で、実感のわくテーマではない
ようで、実は自分たちに密着したテーマだと思いました。
『孤独を貫け』も買わせていただきました。
また来月も時間があれば、お伺いさせて頂きたく思います!
(埼玉県・42歳男性・会社員)
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ぜひ来てください。7月は師範の人数が多いが、予測不可能な
展開になるでしょう。
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◆笹師範が、オバマの演説について「虫唾がはしる」と
言われたことに「その通り!」と快哉を上げたくなりました。
「あいのり」や「テラスハウス」と同じレベルで感動したがっ
ている人が多くいるように感じました。
(東京都・43歳男性・会社員)
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オバマって美辞麗句が得意なんだな。
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◆エゴの言論の自由と本当の言論の自由の差を考える事が
できました。
山本一太、二太、三太、何十太には笑いました!!
ステージがとても近くて一体感を感じられました。
あっという間でした。
これは動画では分からない事で、参加されている皆様の
レベルの高さを感じ取れます。
55回積み重ねた道場の歴史を見せて頂きました。
この空気感を、ぜひ、関西の皆さんにも伝えたいと思って
います。ありがとうございました。
(京都府・42歳女性・接客業)
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8月7日の関西版「ゴー宣道場」も気合い入れたものに
なりますよ。
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◆消費税増税の見送りも、やはり安倍政権の単なる別の
たくらみなんだと強く感じました。
沖縄の事件も、確かにオバマ大統領が広島に訪問してから
報道されなくなり、言論の自由と言っても規制されている
ようでおかしいと思いました。
(埼玉県・44歳女性・金融事務)
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あれはマスコミが自主規制してるだろう。
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◆木蘭師範の、オバマ大統領に対する話が、キレッキレで
面白かったです。
核のボタンの話は、恥ずかしながら知りませんでした。
大体、元米兵捕虜を連れてこようとしていた点でも、
気分が悪いと思っていたのに、演説がさらに気色の悪い
ことに…。
でも、一番気色が悪かったのは、日本の反応です。
発狂するかと思いました。
清水さんもゴー宣道場にいらっしゃっていたのですね、
びっくりしました。『孤独を貫け』読ませて頂きました。
最近、師範方の本か、ゲストの方の本しか読んでいない事に
気がつきました。
今の時代、本屋に行って、ゆっくり本を眺めて、興味のある
本をぽんぽん買うという行為は、すごく贅沢な娯楽なのかも
しれないですね。
近いうち、清水さんの本屋さんに行ってみたいです。
(東京都・39歳女性・看護師)
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世界中で被爆国・日本だけが、異様なまでに原爆投下国の
大統領の訪問に感激している。
これって中東の人々から見たら理解できないだろうな。
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◆言論の自由と聞くと、表現者にとって関わりの深いことで
あると無意識のうちに思っていたが、実はその自由の規制で
私たちの思考の幅が狭くなるということに気づかされました。
また、民主主義→多数決というのも間違いで、「公のために
熟議した上での多数決」だと話を聞き、各々の主張がエゴか、
それとも公のためか、しっかりと見分ける必要があると
思いました。
人文系の学生として、近年の大学教育における文系軽視は
残念に思う。
私は法学を学んでいるが、言語学や文化・芸術を学ぶ友人
たちと語り合うと内容が非常に充実していて、文系の
学問の必要性を感じることが多々ある。
暴力を排し、言論によって世の中を少しでも変えられる
よう、勉学に励みたい。
(静岡県・19歳男性・大学生)
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わしは本を読むために大学に入った。
今のうちに本をたくさん読んでおきなさい。
社会人になったら読めないよ。