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小林よしのり
2016.6.3 13:48日々の出来事

大和くんが見つかって良かった


大和くんが見つかって本当に良かった。

人や車に石を投げるのは、いたずらじゃ済まないレベルの

悪さだと思う。

わしが父親でもかなり叱っただろう。

 

山の中に車で置き去りにするのは、父親も相当キレてしまう

くらい、反抗的だったのだろう。

わしだって、車から降ろして走り去るふりをするくらいの

お仕置きをしたかもしれない。

大和くんの父親も500mしか離れていない。

すぐ連れ戻すつもりだったのだろう。

 

今回の事件はたまたま世間を騒がす大事件になってしまったが、

7歳にしては肝っ玉の据わったワルだからこそ、生き延びたの

だと思う。

良い子に育てば大した男になるが、厳しく育てねば不良になる

可能性もある。

父親はちゃんと善悪を見極める子に育てようと努力している。

 

世間体が悪くて最初は捜索隊に嘘をついてしまったが、

一般市民はそのくらいの嘘はつく。

あとで真相を告白して謝罪してたからいいだろう。

 

わしの父親は藪の中に放り投げたり、滝の上から逆さまに

吊るしたり、もっと虐待に近かった。

怒りの凄まじさも極道みたいに恐ろしかった。

男が激怒したらどのくらい恐いのかを、学習させてもらった。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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