ゴー宣DOJO

BLOGブログ
笹幸恵
2016.5.24 12:31

潔癖女王

明日は「淑女我報」の収録です。

もくれんさんと「ジェンダーギャップ指数」について

話をしようと資料に目を通していました。

 

世界経済フォーラムが、経済、教育、政治、健康の

四つの分野で男女の差を測ったのが「ジェンダーギャップ指数」。

日本は、145ヵ国中101位(2015年)。

その前年は142ヵ国中104位で、これについて

日本BPW連合会というNPO法人が

「ジェンダーギャップ改善に向けて前進するための提言」を

発表しています。

もくれんさんが以前、ブログで紹介してくれました。

 

うーーーむ。

なんというか、納得できるところもあるのだけれど、

そこはかとなく違和感を覚えるのはなぜだろう。

これは明日、じっくりお話ししてみたいと思いますが、

違和感の一つは潔癖王ならぬ
「潔癖女王」が出てきちゃっているところです。

 

男女格差、許せん!

男女格差の解消を!

 

私も男女差別はなくなってほしいと思っている。

でも「提言」を読むと、いったい何サマですか!?

と聞き返したくなってしまうような内容です。

 

自分は正しい。

まったく無謬の存在である。

だから他者に対して、「べき論」を滔々と語る。

 

自分が無謬の存在ではないかもしれない。

そう想像することを放棄しているから、

他者への想像も及ばない。

 

かくして「潔癖女王」が出来上がる。

 

道場の締切はいよいよ明日です。

急いで!!!


「言論の自由と潔癖王国」

平成28年6月5日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

65日(日曜)の「ゴー宣道場」は、

『言論の自由と潔癖王国』というテーマで

開催する。

 

報道の自由度ランキングで日本が72位という
外国人の
評価をどこまで信じるかは別として、
やはり日本の報道の
自由度は低下しているのではないか?

単に安倍政権が気に入らない左翼リベラル派の
偏見から
ではなく、保守としてわしは現在の報道に
警戒心を抱いている。

質の悪い自称保守やネトウヨ連中は、安倍政権なら
全権委任
もアリという自堕落だが、我々はそのような
「一身独立」の
精神のない国民ではいけない。

SAPIO」で田原総一朗氏と、この件で議論したが、
なにしろ
SAPIO」の記事は圧縮されていて
インパクトが薄かった。

そこで感じたわしの見解も、どこかで明らかにせねば
と考えて
いたので、「ゴー宣道場」で話してみたいと思う。

高市総務相の「電波停止発言」に抗議した、
田原・岸井・鳥越・
金平・大谷・青木らの記者会見
にも残る違和感は何なのか?


はたして「政権の圧力」が問題なのか、

「メディアの自己規制」が問題なのか?

これに明快に答えた知識人は未だ現れていない。

「言論・表現・報道の自由」と、国民生活には
どのような
関連があるのか?

日本の民主制にとって、根本的な問題である。

さらに最近のSNSの浸透によって、日清カップヌードル
CMが中止に追い込まれたり、不倫バッシングが
大流行し
始めたり、熊本大地震の渦中で、
異様なまでの差別デマや
「不謹慎狩り」が流行る
風潮の根源に何があるのか?

日本に「潔癖王」が増えすぎて、「潔癖王国」に
なりつつ
あるこの状況を、客観的に分析して
おかねばならない。

「言論の自由」を巡る、権力VSジャーナリズムの対立と、

「潔癖王国」の間に通底するものは何か?

次回「ゴー宣道場」は混乱を極める現代の言論状況に

一石を投じるものとなるだろう。

締め切りは525日だ。どしどし参加せよ!

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成28年5/25(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

次回の開催予定

第119回

第119回 令和6年 11/2 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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