小林よしのりライジングVol.177
今日もご紹介します!
「二人産め」発言に対する、小林先生の
「怒り」が余すところなく表現されており、
不安な時世の中で何とか踏ん張って
生きている全女性への
真の優しさが見受けられました。
私は去年春、第3子をもうけました。
最後の出産で、最低1年は育児に
専念したくて仕事も辞めましたが、
やはり夫一人に寄りかかるには厳しく、
ぼちぼち就活を考えています。
夫婦ともに高齢でありこれから
あとどのくらい元気に勤められるか、
果たして3人全員が成人するまで、
それなりの教育を受けさせて
あげられるだろうか等、心配は多いです。
ですが、子どもを産んだ後の方が、
産む前より仕事に対する責任感を感じています。
自分の都合で稼いで使うだけの
だらしのない姿を、子どもには見せられません。
経済的な事情もありますが、
自分の為にも働き続けたい。
専門職なので絶えず勉強は必要ですが、
子育てしながらでも学びたいのです。
幸い夫の理解は得ており、
大変な子育ても二人で協力しあってきましたし、
その点は恵まれています。
こういう人の子だから産みたいと、
心から思える相手です。
ただ「産め」「それが最も大切な仕事だ」
と押しつけ、一人も産まない選択をすれば
「女のわがままだ」、
2人3人産んで苦労して保育園に落ちれば
「女のわがままで産んだんだ、知らねーよ」
・・・そんなデリカシーのない男の
子なんて、産みたくない!!
女にそう思われる男は、
男として敗北ではないでしょうか?
リスクは全部女性に押し付けて、
自分は何も背負っていない
安全地帯にいながら
上から目線で無責任に言ってるだけ
っていうのが誰の目にも丸わかりで、
本人と自称保守だけがそれに
気づいていないという・・・
ホントに男として恥ずかしいっ!!
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と言って二人目子作りをためらう声は
自分の身近な所でも聞こえます。
今の社会状況に少子化問題の根っこが
あることが今回のライジングでは
明確に述べられていて目から鱗です。
今の社会全体が出産や子育てに対して
何か厳しいというか不寛容というか
問題は山積です。
マタハラに子供の声がうるさいと
保育園の設置にクレームをつける輩達。
実に押しつけがましいと感じたのは
私だけではないようです。
我が家の近所には保育園がありまして、
朝は相当にぎやかな声が聞こえてきますが、
それを特に不快と思ったこともありません。
私よりも年配の高齢者が、子供の声を
「騒音」としか思わず、保育園の建設に
反対しているというのは、
どういう感覚なのか、全くわかりません。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
つもりは全くありません」という言葉に
無性に腹が立ちます!!
希望が持てない日本自体が悪いのであって、
悩んでいるだろうし、安心して子どもを
育てられないのなら「産まない」選択を
する女性も正しいと思います。
自称保守のオッサン達に
つける薬はないのでしょうか・・・。
バカにつける薬はないとか、
バカは死んでも治らないとかいう言葉は、
残念ながら真実なんだろうなあと
思ってしまいます。
せめてバカを自覚できていれば
まだ望みはあるのでしょうが・・・。
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経済的理由で諦めたようです。
いるだろう事は想像に難くなく、
そんな事も想像できない教育者がいるなんて
経済政策を推し進めた結果が
生み出した原因で新自由主義が結婚すら
難しくしてトドメをさした感があります。
今の子育て世代にはないという事です。
あったのではと思ってしまいます。
安倍首相をはじめ、
自称保守オヤジたちが抱いている
「三丁目の夕日」幻想も
いいかげん見直さなきゃ
いけないんじゃないかと思います。
家庭内や職場やゴー宣読者同士でも
意見交換をしていたのですが、
私は今週のゴー宣のように正確で
緻密な分析はできていませんでした。
言って支援物資を送り返したケースがあった』
と伝え聞いた時、私は瞬時に「デマだ!」
とは見抜けませんでした。
違和感に気づくことができる
「常識に基づく感性」と、その感性を
「言葉として表現できる国語力」を
身に付けなければならないと思いました。
「常識人」にはならないと駄目だ。
個人を目指したいです!
「知識人」にはならなくてもいいけど、
「常識人」にはならないと駄目って、
いい言葉です、私も目指したいです!
どのコメントにも共通することは、
いずれも自分や身の回りに
引きつけて、リアルな生活者の
感覚から言っているところだと思います。
そこがライジングやゴー宣道場の
最も重要な特徴であり、
常に自分を棚に上げて発言する
自称保守たちには決定的に欠けている
ところだと、改めて実感します。