「不謹慎」認定の小林よしのりからひとこと。
わしに届く五月蠅いメールをざっと見ると、
未だに生理用品が被災地に届かないのは、民間人が送って
ないからだと勘ちがいしている者がいるが、そうではない。
政府は「プッシュ型」で生活に必要な物資は送っているから、
集積所には山と積まれている。
その中には、水も、食料も、簡易トイレも、生理用品も、
十分ある。
交通網の遮断と、人手不足と、刻々変化する被災地のニーズ
とのミスマッチで物資が届かないのだ。
生理用品に限らず、必要な物資が届かないのは、送ってない
からではない。
ましてやわしがリベラル気取りを批判したからではない。
「被災地に生理用品を送れ」とテレビやツイッターで
絶叫しても、「すでに送ってます」と応えるしかない。
現状を知らぬ馬鹿がギャーコラ言ってくるから大変だ。
今からボランティアが入れるから、物資は行き渡るだろう。
「不謹慎狩り」の馬鹿がいくら騒ごうと、わしはビクとも
せんぜ。愉快愉快と笑ってやるだけだ。