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笹幸恵
2016.4.15 16:44

おんなみち

今回はちょっと知的な感じ(?)で話がスタートした

「ゆきりん絵文字:ハートもくれんの淑女我報」

テーマは「女が憧れる女」です。

 

先日の道場で、堀辺師範のことを

「男の中の男」「男が憧れる男」と

多くの方があらためて感じていました。

終了後のアンケートでもそうした感想が多かった

のですが、「女性にも武士道ってありますか」と

アンケートに質問を寄せてくださった方がいました。

これは『語らいタイム』で取り上げたのですが、

「女」と「武士道」がちょっと結びつかず、

「うーーーーん」と困ってしまいました。

武士道というより、女の生き方、

「おんなみち」というべきものかなあ・・・。

 

と思っていたら。

 

今回の「淑女我報」、まさにその答えになってます!

女が憧れる女。

かくありたいと思える女。

ザ・おんな道!

 

でも、残念なことに、話が途中から迷い道。

男といかに別れるかという、ザ・別れ道。

 

かつて私は、元彼とずっと仲良しというパターンが

続いていました。

買い物に付き合ってあげたり、

誕生日プレゼントを交換しあったり、

今付き合っている彼女の相談に乗ったり。

 

だから自分はキレイに男と別れることができる、と

思っていました。

ところが「ここはキレイに別れたい!」と思うときほど

自分が悪者になりたくなくて、保身に走り、

ドツボにハマる。

加えて相手が粘着質だったりして、

ぞーーーーーッとするようなセリフを吐かれたり、

今日が雨なのも地球が丸いのも全部お前のせいだ!みたいな、

いつの間にか自分は地球規模でものすごい影響力の持ち主なんだと

勘違いしてしまいそうな罵詈雑言の嵐を浴びたり。

 

そんな経験をすると、友達となった元彼が

やけに器の大きい人に見えてきます。

そしてふと気づく。

自分がキレイに別れたつもりでいても、ほんとは

そうじゃなかったって。

相手がキレイに別れてあげようって、

最後まで努力してくれた上に、あぐらをかいていたんだな。

 

ちょっと女のドロドロ感もあふれ出ちゃってますから、

ゆきりん絵文字:ハートもくれんがかわいくて美しい、と

本気で思っている人は、動画をご覧にならないでください。

不信感に苛まれます。

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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