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小林よしのり
2016.4.7 00:25日々の出来事

「おぼちゃまくん」新作に向けて


昨日は『おぼっちゃまくん』の打ち合わせだったが、茶魔語の

募集にもう100以上のアイデアが寄せられていた。

 

「コロコロアニキ」の読者層は20代から30代だそうで、

「コロコロコミック」を卒業していた読者が「アニキ」に

戻ってきているらしい。

 

どうやら、今の少年漫画誌やヤング誌が、女性向けになって

いることや、絵の巧みさが思春期以降のカッコよさを求める

層向けになっていることが、「アニキ」の部数増の要因になって

いるようだ。

 

つまり子供漫画らしい漫画を見たいという漫画ファンが、

行き場を失っているということだ。

その層が「アニキ」に戻ってきている。

 

そして、昔、流行ったミニ四駆やビックリマンシールが、

今再び流行しているらしく、大人が買って、子供と一緒に

楽しむための雑誌にもなっているようだ。

「スターウォーズ」を親子で見ているようなもので、文化的

コンテンツのリバイバル化が進む傾向にあるのだろう。

 

『おぼっちゃまくん』は表紙カラ―と白黒32ページで描く

ことになったから、スケール感も出せて、たっぷりギャグも

出せる。

他にも『おぼっちゃまくん』関係の企画を準備してくれる

ようで、7月発売の「コロコロアニキ」は楽しめそうだよ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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