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トッキー
2016.3.11 05:04政治・経済

平沢勝栄はこのリアルな声に答えられるか?

ここ数日殺到している
門弟女性の怒りの投稿から、
今日もご紹介します!


保育園問題は、これから自立していこうとする
子供を持つ私にとっても他人事ではない
問題なので、関心が高くなります。

私の3人の子供のうち、一番上の娘は高校生。
自立するための将来の仕事を
考え始める時期でもあります。
その娘は、まだ確定ではないけれど、
保育士になることを漠然と考え始めているようです。

ブログでも取り上げられた、そもそも総研に
出演した平沢議員を動画で観てみました。
自分がヤジを飛ばした事に対する反論?として、
保育園落ちた日本死ね!の言葉遣いの
下品さを責める事に終始している印象で、
一番肝心の、
何故この主婦がここまでの
怒りを持ったのか?その原因は?解決策は?
といったことには無関心…というより、
「理解できないんだな、この人は!!」
と、見ていてすぐにわかりました。

グローバリズムの大波をかぶり、
多くの零細・中小企業の業績が悪化。
他国の低賃金労働者と競争するため、
非正規雇用が全体の4割に達し、
正社員の賃金も下がっている。
その結果、夫の給与だけでは、子供数人分、
大学までやることが不可能になる。
だから、妻も、子供が小さくても働かざるを得ない。

…という、国民生活の実態が理解できないし、
想像もできないのでしょう。

雇用環境は改善されている!
国民の賃金はあがってる!
と、見たいものしか見ない
心理状態に陥っているのだから、絶望的です。

平沢議員の世代は、その人生の殆どを
高度経済成長&バブル時代の中で生きてきたはず。
当然、夫の稼ぎのみで、子供二人くらい
ラクラク大学まで出してやることができた。
年金もガッツリ貰えるから、老後の心配もない。
当然ながらそういう夫の妻は専業主婦で、
家庭の仕事をすることだけに専念することができた…

そういう「家族モデル」しか頭に浮かばず、
自分(平沢議員)と同じ世代の人・
生活レベルの人としか交流がないので、
今の若い世代・子育て世代の生活の
実態が全くわかっていないのだな!

…と、番組に出演して話をしている
平沢議員の顔を見ていて、すぐにわかりました。

これから自立し、結婚もするかもしれない
娘を持つ私としては、共働きで子供を育てる
未来が待っていると予想される将来の問題
「保育園落ちた日本死ね!」は、
未来の娘の「叫び」と同じように聞こえるのです。

どこぞの新聞社のトップと料亭か何かで
根回ししている暇があつたら、
そこら辺にいる子育て世帯と話をしてみればいいのに。
そして、自分達の生活感覚と国民生活が
どれだけ乖離しているのか、知る努力をして下さいよ!!
と、言いたくなりました。



怒りつつも理路整然と
現状を説いていますが、
平沢勝栄はこれに
何か答えられるのでしょうか?
無理としか思えませんね。

トッキー

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