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高森明勅
2016.2.25 18:06

嘘つき東電、また嘘をつく

平成23年3月14日、福島第1原発で1号機55%、
3号機30%の核燃料が損傷していた。

15日には2号機でも35%損傷。

にも拘らず、東京電力はメルトダウンとの発表を避け続けた。

何という嘘つき企業か。

ところが、5年も経った今年の2月25日になって

「(5%以上損傷をメルトダウンと判定する)マニュアルを
十分確認せず間違った発表をした」と謝罪。

嘘に嘘を重ねるとはこのこと。

呆れ返った厚顔無恥さ。

わが東電はこれからも嘘をつき続ける!と自ら宣言したに等しい。

こんな会社は金輪際、信用してはならない。

万一、今度の発表が事実なら、それはそれで戦慄すべき底抜けの
デタラメさ。

いずれにしても、こんなところに原発など任せちゃいかん。

電力事業という公共性の極めて高い分野に関わらせちゃいかん。

どこまで国民を舐めたら気がすむのか。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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