東京電力が、福島第1原発事故に伴う
除染費用の負担を踏み倒そうと
しているそうで、
今年環境省が立て替える200億円超が
宙に浮く見込みだそうです。
東京電力は「コスト削減」などによる
「業績回復」で、2016年3月期には
3140億円の黒字を想定、
柏崎刈羽原発が再稼働しなかった
場合でも、2017年3月期には
4年連続の黒字を見込んでいるそうです。
一方、大震災・原発事故から
5年を迎えようとする現在も、
福島県内の震災関連自殺は減らず、
今年は昨年を上回ったそうです。
自宅から離れて仮設住宅などで生活する人は、
11月現在で岩手約2万4千人、宮城約5万5千人。
福島は約10万3千人に上るそうです。
長期避難者の支援のために来年度予算に
盛り込まれる予定の
「被災者支援総合交付金」の
計上額は228億円で、
「県と連携しながら総合的な
支援策を取りまとめていきたい」
とパンツ泥棒大臣が言ってるそうです。
228億円が高いのか安いのか、
有効に活用されるのかどうか
わかりませんが、
たった17日間の東京オリンピックの予算が
いつの間にか6倍に増えて1兆8000億円
とかいう話が出てくると、何か狂っている
と思わざるを得ません。
来年もあまり希望を持てそうには
思えないのですが、
ただひとつ心待ちにしていることは、
来年4月に電力小売り自由化が始まって、
悪徳企業から電気を買わずに済むように
なるということくらいです。