朝日新聞がいかにも「サヨク」臭の漂う天声人語を書いている。
一言でいえば、「立憲主義」という言葉の悪用だ。
これはシールズもやっている手口なのだが、「立憲主義」と
言いつつ、実は「9条護憲主義」なのだ。
誤魔化しが酷い。
天声人語はこう主張している。
「右か左かでなく、保守か革新かでもない。立憲か非立憲か」
と迫るのだ。
だが、この言い方には嘘が隠されている。
本音は「9条護憲」なのだ。
わしは安保法制に反対した。
「立憲主義」は実際に大事であり、近代憲法に何らかの価値を
見いだす限り、守らなければならないからだ。
安倍政権が、憲法改正が遠のく国民無視の愚劣な手法をとって
いるから、わしは反対したのである。
そもそも自民党は「立憲主義」を知らないようで、彼らが作った
第二次憲法草案は「立憲主義」に適っていない。
彼らに「立憲主義」を勉強しろという警告を与える意味でも、
安保法制反対の立場をとったが、だからといって、「サヨク」の
「9条護憲主義」は支持しない!
安保法制が成立した以上、後ろ向きに走ってもしょうがない。
前向きに走るなら、憲法改正して、侵略戦争に歯止めをかける
しかない。
米国追従で侵略戦争に加担する体制を転換するしかない。
それこそ「戦後レジームからの脱却」なのだ。
本来それは自民党や保守勢力がやるべきなのだが、残念ながら
彼らは劣化して「従米保守」になってしまった。
ならば真の憲法改正はリベラル勢力が挑戦するべき仕事である。
「サヨク」ではダメだ。
最近「サヨク」が「リベラル」を偽装しているので、それは
見破らなければならない。
「リベラル」と「サヨク」を仕分けせよ!
「9条護憲主義」は「サヨク」である!!