明日の「ゴー宣道場」だが、笹幸恵さんに頼みますが、
議論の三本柱の順番を変えてほしい。
1 席を譲るときのマナー
2 老いと親孝行
3 組織と個人の葛藤
という順番で話題をつないでほしい。
もちろん、切通理作氏の基調講演からつないでいくから、
理作氏がどうテーマを投げかけるかを見なければ見当が
つかないのだが。
1のマナーの話は、朝日新聞に載って反響を呼んでいたが、
子供が年寄りに席を譲ったら、その年寄りから「譲りたく
ないくせにマニュアル通りにふるまうな」と怒鳴られたと
いう例だ。
これは、「お年寄りに席を譲りましょう」という初歩的な
マナー・道徳すら揺るがす時代が来たということなのかも
しれない。
2の話は介護離職が今現在の話題になっている。
老いの問題、家族の問題は、自民党の憲法草案(憲法に
道徳を書き込む愚!)にも関係する重要な道徳の問題である。
3の話は薬害エイズや化血研に現れた「組織と個人」の問題、
組織人・社会人としての道徳の問題になる。
道徳とはそもそも何なのか?倫理と道徳の違いは?という
大テーマも含めた議論に発展していければと思っている。
もちろん、第二部では参加者にも意見を聞きながら、
この国の道徳は消滅に向かうのか?を論じていきたい。