ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2015.10.17 07:11ゴー宣道場

第50回「ゴー宣道場」アンケート回答(その1)


10月11日に開催された
第50回「ゴー宣道場」ゴー宣道場の
アンケート回答です。
再び松竹伸幸氏をゲストに迎え、
「憲法9条で日本を守れるか?」を議論しました。

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◆よしりん先生が目指す自主独立、自主防衛、
主権を日本にとり戻すことに全面的に賛成します。
真の戦後レジームからの脱却はこれをクリア
しなければできません。安倍総理にはまずできないし、
目指してないことがあらためてわかりました。
今回のような議論を様々な場所で行い、
世論を盛り上げていくことだと思います。
(神奈川県・31歳男性・中学社会科教師)

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わしは今後も、堂々と訴えていくし、本も描くからな。

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◆アウェー感の強い場で自説をしっかり述べて
おられた松竹さんに敬意を表したい。それと同時に
その松竹さんとも感情的になることなく理性的に
話を進められるゴー宣道場は改めてすごいと思いました。
(長崎県・45歳男性・小学校教員)

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右派と左派で蛸壺化してたって、
議論にはならんしな。
だが、護憲派の大人が、議論をせずに、
デモで巻き返せと考えているから、うんざりだ。
そんな中で、松竹氏は堂々としてる。

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◆松竹さんはけして9条原理主義ではなく、あくまで
現実の中で考えられているのは分かりました。
しかしさらに現実的に考えると、官僚をしのげない
ということでもあるという指摘が重かったです。
あと、9条を積み重ねてきたのは確かですが、
骨肉化してたら安倍の支持率はもっと下がらないと
おかしいのでは?と思いました。
(東京都・37歳男性・CGデザイナー)

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申し訳ないけど、骨肉化はない。

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◆松竹先生の護憲の根拠の1つである
「憲法が骨肉化している」という御意見が
いまひとつ腑に落ちませんでした。
小林先生や高森師範が述べられたように、
憲法9条が「思考停止」の最たるものであり、
「骨肉化ではなく、依頼心や現状追認から来たもの」
という認識の方が、現在の国内の安保法案などに
関する無関心の空気を捉えている気がしました。
(神奈川県・30歳男性・ネットワークエンジニア)

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「ゴー宣道場」の参加者には骨肉化してない者が
多すぎるのか?

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◆「憲法」「9条」「日米安保」など、関連しつつも、
視座の異なる幅広い議論を聞くことができ有益でした。
特に松竹先生の“現実に向き合うリベラル”としての
議論の軸足や、真摯な姿勢は参考とするところが
あったと思います。
私としては、「なしくずし」と「骨肉化」は対立して
いるのではなく、「なしくずし」的に成立したものが
「骨肉化」したのだと思う。だからこそ、アメリカと
戦争したことを知らない若者も9条には
同意するのだと思う。
(神奈川県・34歳男性・公務員)

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学校教育とマスコミによって、表層化したのだろう。
一皮むけば大人になる。

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◆想像してたよりも、楽しかった。笑いもあり
女性もいて和んだ。(初参加)
(千葉県・44歳男性・会社員)

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大阪では笑い重視で行くよ。

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◆軍法会議がないのに戦地にいって、一般法で
裁かれて、自衛隊員って悲しいというか、申し訳なくて
自信をもって送り出せない。9条を改正するしないの
前にそこだけでも解決できないのだろうか?
(神奈川県・49歳男性・会社員)

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軍じゃないから軍法会議がない。
PKOが危ないな。

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◆自衛隊が海外で活動していく中で、過失とはいえ、
民間人を殺してしまう可能性がある中で、どの様に
その問題に向き合うかは、右、左関係なく、
考える必要があると思いました。左の人も
「この安保法案に反対したから、自分には関係ない」
ではなく、現在派遣されている自衛隊員がいる中で、
今後起きうる問題だと思いました。
(千葉県・32歳男性・会社員)

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一般住民の中にゲリラは紛れ込んでいるし、
子供までゲリラをやってるから、躊躇したら
自衛隊員が殺される。

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◆自衛隊の戦闘機にマスターキーがついていて
米国からのOKがなければ起動できないという話は
初めて聞いた。こういう事実を耳にした国民は、
今の現状を良しとするのだろうか?
私は、そこまで病的な状態であるならば
現状を変えるactionを起すべきと思った。
(東京都・44歳男性・会社経営)

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まず、口コミでも拡散しなきゃ。

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◆憲法9条、そして日本のとるべき安全保障について
深く考えさせられた。堀辺師範の「憲法が成立するに
至った歴史的経緯を直視せよ」という言葉を聞き、
自分は今まで9条を表面的にしか捉えられておらず、
深層というものを考えられていなかった、と
反省しています。
(静岡県・18歳男性・大学生)

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君は議論に参加して、真実を知る勇気が
あるのだからえらい。

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◆いきなり白熱した感じでスリルもありましたが、
堀辺先生のお話に、少しうるっときました。
GHQのやり方は、国際社会の中では、
ありえる事なのでしょうが、くやしさで泣けてきました。
(東京都・47歳男性・会社員)

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くやしいと感じるとはえらい!

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◆個人的には日本の主権回復を希望、支持するが、
国民の総意として本音の部分は「属国」希望なのでは?
「属国」としての生き方を模索する方が現実的な気が
しています(それでよいと思っているわけではありません)。
松竹先生の方法論がいちばん現実的だと感じます。
日本の国民性(率先してイニシアチブをとらない)、
歴史(開国、明治維新―敗戦)を踏まえると、
国際社会における「非戦ブランド」は非常に価値も
説得力もある。日本の主権云々だけにとらわれず、
広い視野を持って戦略的に日本の立位置を
築いていくべき。
(東京都・41歳女性・自営業)

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主権はいらない、属国でいいという人も
いるんでしょうねえ。

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◆アメリカに守られている今を、変えるべきか、
そうでないかという話だったけど、私は変えても
良いと思った。なぜなら、時代が変わっていくのに、
憲法は変わらないというのは、どこかで必ず
もめ事が起きてしまう原因になるのではないかと
思ったから。
(神奈川県・13歳女性・中学生)

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13歳で大人の議論を3時間もずっと
聞いておれるということが凄い。
デモやってる若者には無理だな。

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◆私は改憲派です。でも、かんたんに戦争をする国も
イヤだし、侵略はもっての他と考えるし、先ず本当の
独立をしなければ、等々、9条をめぐっての議論は
色々な問題をはらんでいます。
しかし、そもそも、「日本語を正しく使うため」に、
9条は変えなければならないと思います。
矛盾をそのまま、言葉をイタズラにこねまわし、
意味をこわし、それで議論しようとしても
出来る訳がない。大人が欺瞞を承知で白を黒と
言っているのですから、子供に影響が出ないはずが
ありません。
(埼玉県・46歳女性・パート)

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憲法の条文が誤魔化しなんだから、
不道徳だよな。
子供に説明できない。

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◆今回の集団的自衛権の成立で、憲法改正の
国民的議論は更にできなくなった気がします。
9条改正=戦争賛成というイメージで話に
ならないのでは…いかに改正の必要性の真実を
わかりやすく伝えていくかになるでしょう。
(神奈川県・45歳男性・ケアマネージャー)

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安倍政権のせいで憲法改正が難しくなったのは
確かだ。

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◆小林先生の理想にかける情熱は、ニート脱出の
道半ばの自分にとって、はげましとも、耳に痛い
おしかりとも響きました。
現状追認式の思考を、官僚でもない人間まで
していては、未来の事どころか、目の前のささいな
問題すら解決できないと思い知らされました。
自分も日本のあるべき理想を忘れずに、
日々の取り組みをがんばります。
(群馬県・31歳男性・家事手伝い、就労訓練中)

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わしの『戦争論』が出る前までは、
ナショナリズムは封殺されていたのだがな。
時代の様相はずいぶん変わった。
わしはもう一度、日本を変えるつもりです。

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◆色紙当たりました。ありがとうございます。
2011年、遅ればせながら『戦争論』で覚醒し、
ほとんどすべてのよしりんの本は読みましたが、
まだ他者に影響を与えるまでには至っておりません。
この色紙は励みになります。高知から通うのは
大変ですが、できる限り参加し、思考し続けたい
と思います。

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高知から通うってすごいな。
また日本人を覚醒させなきゃ。

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◆小林先生の「わしみたいな人間がいなきゃ」
という意見に大変共感しました。自分で意見を
言える強い国民になっていければ良いなと思います。
(東京都・36歳男性・会社員)

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変えられると信じ込んでいます。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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