ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2015.10.8 02:17日々の出来事

国を動かす方法


国会前で今もデモは行われているのだろうか?

テレビはノーベル賞の話や、内閣改造の話ばかりやってるが、

安保法制廃止のデモのことは全然伝えない。

多分、もうなくなったのだろう。

そんなに切実な話ではなかったのだ。

どうせ飽きることは飽きる。

「むしろこれからだ」なんて負け惜しみを言ってみても、

虚しいだけ。

原発も、TPPも、反対と言っても、抵抗しようがない。

 

学生はしっかり勉強して、東大に行って、官僚になれば国を

動かせる。

あるいは政治家になって、官僚以上に勉強して、官僚の

思惑や習性を食い止めるという方法しかない。

そもそも勉強したくない者がデモをしているのであって、

馬鹿だからデモしか出来ることがなくなるのだ。

 

国民は選挙で政治家を選んで意思を示すという方法はあるが、

国民が馬鹿で、候補者が馬鹿ならどうしようもない。

この世は一部の賢くて狡い者が動かすのは当然だが、彼らが

いつの間にか操られている状況を作り出すのは可能だろう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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