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高森明勅
2015.9.11 20:02

中国脅威の名目で中東に駆り出される法案

安保関連法案。

一口で言って、中国の脅威に対抗する為に、
何故か、自衛隊を米軍の兵たん部隊として中東に派遣して、
泥沼」の戦争に参戦する道を開く法整備。

殆ど正気の沙汰とは思えない。

そもそも、アメリカに中国とことを構える気があるのか、どうか。

兵藤二十八氏は、
カーター国防長官のこんなエピソードを
紹介している。

2015年4月に国防長官として日本を訪問する直前の
アリゾナ州
立大学での講演では、今後15年間で全世界の中流層の
消費の6割をアジアが占めるとカ
ーター氏は強調した。

これは、中共と戦争することをまったく考えていない
スーザン・
ライス氏の大方針に賛意を表したものである」と。

何の為、誰の為の法案なのか。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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