先にブログで「桑原、桑原」という言葉を遣った。
ところが、
まさか、
と不安になり、手近の辞書を捲ると、ちゃんと出てくる。
「
また、
ことば
ふつう『くわばら、くわばら』と2度続けていう」
(
でも、なぜ「桑原」がそんな“まじない”
江戸時代の小野高尚『夏山雑談』(
こんな解説がある。
桑原は元、
「
桑原、
これは勿論、俗説だが。
その源流を
「桑を聖樹とする中国の極めて古い信仰」
文化史的研究もある(石田英一郎「桑原考」)
その当否はともかく、この言葉がかなり古くからあったのは、
謡曲の「道成寺」
(
などに、既に見えている事実からも分かる。
その古い言葉を、私などは今も、
最近の若い世代の人たちはどうなのか。
私がどんな時に口にするか、って?
そんなこと、家内の手前、言える訳がない。
って、
桑原、桑原。