本日、九州電力川内(せんだい)原発が再稼働、
1年11カ月に及んだ「稼働原発ゼロ」が
終わりを告げてしまいました。
この夏は記録的な猛暑にもかかわらず、
電力不足が報じられることもなく、
節電が呼び掛けられてもいません。
それなのに、なぜ再稼働?
原発が停止した分、
火力発電の比率が88%にまで
上昇しているといいますが、
それでも原発を抱える電力9社は
経常黒字です。
電気料金の値上げに加えて、
LNG価格が3~4割下落して、
利益をしっかり確保しています。
それでも各社とも
「収益の本格回復」「黒字定着」
のためには原発再稼働が必要だと
言っているそうです。
福島の事故が収束の見込みがなくても、
未来に放射性廃棄物の莫大な負債を残しても、
目先の「黒字」のために
原発を動かすのだそうです。
そして、もし事故が起きても、
今度も誰も責任をとりません。
再稼働の「お墨付き」を
与えたことになっている
原子力規制委員会だって、
「絶対的な安全性を確保する
ものではない」と
以前から何度も逃げ道を
作っているのです。
こんな原発再稼働を喜んでいる
自称保守は、狂い尽くしている
としか言いようがありません。
保守とは、英霊が守ろうとした
祖国を守る者である
…というよしりん先生の言葉を、
ここで改めて強調したいと思います。