今、宮台真司・東浩紀との鼎談を新書にする作業をやっているが、
アメリカに対する批判、従米保守に対する容赦ない批判、
左翼に対する批判、沖縄に対する分析など、宮台氏の舌鋒の鋭さは
快感である。
文章に手を入れるならこの鋭さは残してほしい。
歴史認識に関して、あるいは手打ち論に関しては、それが可能か、
あるいは有効かという点で、疑問が多くなるが、
現在の日本国内の言論状況に対するいら立ちは、わしも大いに
共有できる。
クソとか馬鹿とか、宮台氏お得意の罵倒語を、わしも使いたくなる。
サカキバラ中年Aの見解でも、宮台氏は自腹切って本は買わない
とか、内容に関しても倫理的な批判をしている。
東浩紀氏も含め、まだ合意に至るところがあると思う。