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小林よしのり
2015.7.3 03:40メディア

『新戦争論2』で描くこと


佐伯啓思が朝日新聞の「異論のススメ」で書いている内容は、

主旨は賛成だが、2点、安倍政権やこの国の空気に屈している

部分がある。

 

冷戦後の国際環境が「より」厳しくなったという認識が一つ。

もう一つは、自主防衛が不可能としている点だ。

 

佐伯啓思よ、こういういい加減なことを言ってもらっちゃ困る。

それで保守と言えるのか?

この二点に関しては、『新戦争論2』で論破しようと思っている。

『新戦争論2』は来年になるので、安保法制(従米法案)には

間に合わないが、国民に最後の問いかけをしたい。

今は本格的に執筆に入る前に、勉強しているところだ。

 

イラク戦争でも、自称保守(従米主義者)全員が賛成し、

小林よしのりをバッシングする中、わしは断固反対して信念を

通したが、どちらが正しかったかは、もう歴史が証明してくれた。

 

今回のわしが安保法制(従米法案)に反対するのも、

反戦平和主義のサヨクの意見とは全く違う。

権力にみずから隷従するクソ奴隷どもをいかに覚醒させるか、

今は勉強し、考えるしかない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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