ゴー宣DOJO

BLOGブログ
トッキー
2015.6.24 04:27ゴー宣道場

自分で考えて、自分の言葉で伝えられるか?

前回のゴー宣道場に関して、
引き続き思考が行われています。
今日は門弟の意見をご紹介。


私は外部からのゲストが来た回や、
よしりん先生が道場の外で議論をする機会があると、
できる限り見に行くようにしています。
何故そうするかと言えば、
プロレス的にショーを楽しむという感覚ではなくて、
私が普段接している人たちは、
明確に意見の違うリベラル系の人が多く、
そうした人たちと議論をしたときに毎回話し方を試行錯誤して、
それが勉強になったり、満足いく話し方が出来なかったり、
思うことが沢山あって、道場の中で共有されていることを、
外の人に説明するとき、よしりん先生を始め師範方は
どんな風にやるのかなというのを見てみたいからです。
道場で一方的に話を聞いてそれで満足するのは嫌なのです。
道場はいつまでもあるわけじゃ無いし、
よしりん先生もいつまでも居るわけじゃ無い

まだ満足とは言えないけど自分で考えて
自分の言葉で人に伝えたいと思って、
そのとっかかりにゲストとのやりとりを見ています。

異なる意見と触れたとき、相違点や、
当然のように語られていた前提が浮き彫りになったり、
何故その意見を出すのか?ということを改めて考えたりして、
それは大変勉強になるし、自分の頭で考える事に
繋がるとここ数年の経験で思います。

さて、道場本編の感想ですが、宮台氏、東氏の人柄は
見られて良かったかなと思います。
意見の相違はあるとしても、しっかり建設的な議論ができて、
大変良い回だと思いました。
ゲンロンカフェに比べたら大人しい印象で、
二人ともかなり気を遣ってたんじゃないかな。
共同体の再興や、安倍政権への危機感に
関しては同じ方向を向いていると感じます。

一番気になったのは宮台氏の話で、
重武装中立化でアメリカのケツ舐めは辞めろ
という話は全く同意だけど、中韓に対して
東京裁判史観のレジームを受け入れ続ける
というのはやっぱり賛同できないです。
東京裁判史観を受け入れがたいというのもあるけれど、
そもそもそれは重武装のための戦略として
妥当なのかも疑問です。
私なんかは中国に対しての信頼醸成など
不可能だとすら思っています。

また、宮台氏の話を受け入れるなら
天皇陛下や日本の指導者は靖國には絶対に行けなくなる。
そもそも戦争の手打ちは講和条約や共同宣言で
一旦ついたのでは?
中国は一旦ついた手打ち以上の事を
要求していないかと思うのです。
日本としてはしたたかに、すでに手打ちはしたのだから、
これ以上言うなと中国に対して突っぱねることが
できないのでしょうか?
それとも、それすら許されない国際情勢が
今でも日本を取り囲んでいるのでしょうか。
中国相手だと手打ちが際限無いように思えるのです。

歴史認識に関しては東氏が言っていたように
不一致という点で一致が
私は落としどころで良いんじゃ無いかと思うのですが、
現実はどうなのか。

正直、もう一度宮台氏東氏を呼んで
このテーマで徹底的にやって貰いたいなと思いました。


自分の言葉で話せるかどうか、
特に意見の異なる人や、
よくわからないという人に対して
説得や説明ができるかどうかが
決定的に重要なことだと思います。

ライジングコメント欄にも、
ご意見お待ちしています!

トッキー

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ