「母の日」が来ると思い出す。
数年前のある日。
あれは上中里あたりだったか。
息子2人と歩いていた。
私が先。
息子らは後ろ。
次男が兄に、さも不審げに問いかけた。
「
これに長男は、
「シッ。(と声を潜め)
「ああ、あるんだ。そう。
丸聞こえ。
心中、改めて、(父の日って、本当にカゲが薄いんだ)
沁々思った。
今年も子供たちは、
予め相談したようだ。
それに対し、家内はこんな提案をしたとか。
「
何という妻の優しさ。
だが考えてみると、妻の温情にすがって“合併”して貰わないと、
果たして素直に喜んでよいのか、どうか。