ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2015.4.23 03:59

「戦争法案」と言った福島瑞穂は正しい


福島瑞穂はあまり好感を持つ政治家ではないが、

今月1日の参院予算委員会で、「国際平和支援法」を含む

安保関連法案を、「戦争法案」と呼んだのは正解である。

 

なにが国際「平和」支援法だ。

戦争する他国の軍隊に協力するのが「平和」支援という

のは欺瞞が過ぎる。

「積極的平和主義」やら「国際平和支援法」やら、

「平和」を付けさえすれば騙せると思っているのだから、

安倍政権は国民を愚弄している。

これはレッテル貼りでも、議論の矮小化でもない。

福島瑞穂が言う通り、「戦争法案」なのである。

 

ましてや議事録から削除せよと要求するとは、自民党は

狂っているとしか言いようがない。

この件で文句のある自民党議員がいたら、わしが相手をする。

『新戦争論1』のイラク戦争の総括を読んで、やって来い!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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