ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2015.4.15 01:44

国際平和支援法は国際戦争支援法と呼べ!


米軍の後方支援のための恒久法のことを政府は

「国際平和支援法」と名付けるらしい。

いくらなんでも言葉をもてあそび過ぎじゃないか?

 

「積極的平和主義」もそうだが、「平和」と

名付ければ「戦争」も許されるという極限のごまかしを、

よく国民は許すものだ。

統一地方選も自民圧勝だから、国民はもうどうでもいい

気分なのだろう。

 

「国際戦争支援法」「積極的戦争主義」と、

メディアは正確に報じるべきなのではないか?

今まで反戦平和主義を宣伝して来たメディアならば、

こんなときこそ権力に抵抗して、権力の言葉の乱用を

批判すればいい。

我々は「国際戦争支援法」「積極的戦争主義」

としか呼ばないと宣言できるか?

 

それができないのなら、今までの反戦平和主義もニセモノ、

いざというときは政府権力に従って戦争協力する卑怯者に

過ぎなかったというわけだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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第119回 令和6年 11/2 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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