ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2015.3.20 05:03日々の出来事

テレビで話すことの虚しさ


BSの番組がまた出演依頼してきたが、どうしても誰かと

議論させようとする。

それがどんな効果があるのか、わからない。

 

わしは自分の本を出せば、多くの人に、しゃべるより正確に、

より深いことを伝えられる。

誰かと議論しても、全然伝わらない。

 

地上波、BS関係なく、テレビでしゃべるより、ネットの

生放送で話した方が、よっぽど効果があるのではなかろうか?

 

わし一人に好き勝手に1時間しゃべらせるというのなら、

出演する意味もあろうが、やっぱり本を出すこと以上に、

「公」のためになるメディアは見つからない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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