川崎の上村くん殺害事件に関して、5人の子供を育てる
シングルマザーを批判してはいけない、子供を亡くした
母親が一番悲しんでいると弁護する風潮がある。
わしはこの意見は間違いだと思っている。
母親個人を批判したり、バッシングするためではない。
子供の不良化や、子供が加害者あるいは被害者になる
危険性を阻止するための、親の役割と責任を考えなければ、
同様の事件を将来的に減少させることはできない。
シングルマザーはすべて気の毒などと決めつけるのは差別
であり、両親が揃っていようと、片親だけだろうと、
子を育てる親には全員、子を守る責任がある。
上村くんの青タン写真はあれでも腫れが引いた顔であって、
殴られた直後はアンパンマンみたいに腫れ上がって、
赤く、ブヨブヨになっていたらしい。
そんな顔を見て、母親がパニックにならなかったのは
「常識」が欠如しているからである。
わが子に危害を与える不良と接触させないというのは、
親の最低限の「常識」だろう。
週刊新潮によれば、上村くんの通夜の席で、母親をビンタ
した女性がいたという。
上村くんの母親の知人女性だが、彼女は「男とはせめて
外で会いなさいよ!子供たちの居場所がなくなっちゃう
じゃないのよ!」と母親を叱ったことがあったらしい。
家に帰らなくなった理由を、上村くんは
「家には、親の男がいる」と言っていたそうだ。
最近は子を持つ母親が、「私だって母である前に女よ」と
主張するエロママ病が流行っているようだが、
5人も子供がいる母親が、まだ「母である前に女よ」と
思っていること自体が、「非常識」なのだ。
子供より性欲優先は異常である!
上村くんの殺害に関わる不良たちは、全員、親が「非常識」
で子育ての資格がない。
多分、今回の事件のあとでも、川崎だけでなく全国の不良の
親たちは、何も反省しないし、何も行動をとらないし、
我が子の不良化に無関心のままだろう。
父親も母親も、獣欲だけで子供が生まれたでは済まない。
子供を産んだら、真っ当な人間に育てる責任が発生する。
そんな「常識」すら失われてしまったのだろうか?