『新戦争論1』
愛読者カードの
感想をご紹介します!
比較的時間を掛け熟読。
「大東亜論」同様、座右に置き再読しております。
竹内浩三は10年前の「エクストラ1」で触れられた時に
中学の歴史の授業以来の「ひょんと死ぬる」を
懐かしく思い出したものですが、
本書で改めてその人となり、
詩人としての空怖ろしい真価を知る事ができました。
「第14章」はおよそ少女学徒隊について
著されたものでは最高と言えるのでは?
いざ命を掛ける場面におよんでは
潔さ、腹の据わり具合、
男は女の足元にも及ばないものかも
しれないなと考えさせられました。
(余談ですが、現代に生きる「本気(マジ)」の
精神を受け継ぐ少女達、AKB48を小林先生が
護ろうとされるのは筋が通っているし、
合点がいきます)
人道主義を貫き清国人奴隷を救った副島種臣。
沖縄戦、戦没者慰霊の為には
米兵にピストルを突き付けられても
信念を貫いた金城和信氏。
不義を正す為にひるむ事がなかった
彼らの振る舞いはそのまま
今の小林先生に通じます。
個として公を護る為、
おまえは戦えるか?
その問いを読む者に突き付ける本書、
身近な情の通じる人達から
奨めて行こうと思います。
(熊本県・54歳男性・自営)
熟読していただいたご感想
うれしいです!
副島種臣や金城和信など、
その名と立派な振る舞いが
語り伝えられること、
これは堀辺正史師範が
対談でおっしゃっている
「命を惜しむな、名こそ惜しけれ」
「人は一代、名は末代」
に直接つながっていて、
読むほどに深みを増すなと
改めて思いました。