「テロとの戦い」と言えば、誰も反対出来ない印象を与える。
何だか、世界から不当なテロリズムを撲滅する、
平和的な取り組みのような。
対テロ戦争」。
相応のリスクもコストも覚悟する必要がある。
ドカドカ空爆で民間人も殺し、
地上戦に踏み出さなくては事態は収まらない。
に加わるなら、非軍事的支援なんて言い訳は、
少なくとも敵側には通用しない。
日本人皆が真正面から引き受けなくてはならぬ。
その心構えがあるのか。 アメリカ流の対テロ戦争をこれまで通り続けて、
勝算はあるか。
イラク戦争もアフガニスタン戦争も、
全く戦争目的を達することが出来なかった。
おびただしい死者を出し、莫大な費用をかけて、
事態を格段に悪化させただけ。
テロの脅威は遥かに増大した。
イラクでは宗派的相違はほとんど意識されることなく、
スンニ派とシーア派が共存するシステムが存在したが、
フセイン政権打倒にシーア派の協力が必要であったアメリカが
宗派 的対立を煽り、それがイラク社会に定着してしまった」
イラクは、米軍がイラク戦争で占領するまで、
内戦の歴史をもっていなかった。
イラクでは難民が国外へ流出する一方、内戦に加担したり、
米軍と戦おうとしたりする民兵や過激派のメンバーが
国内に流入す るようになり、大量の武器がもち込まれたのは、
米国の同盟国であるサウジアラビアの富豪層たちが、
米軍と戦う武装集団に武器、弾薬、資金を提供したからである」
等の指摘がある。
覚悟も当事者意識もなく、
いつの間にか日本も“参戦”
ーなんて悪夢は、もう始まっているのか。
何だか、世界から不当なテロリズムを撲滅する、
だが、実態はアメリカ主導の「
それに積極的にコミットするなら、
ドカドカ空爆で民間人も殺し、
その“戦争”
敵の「憎悪」を、
その心構えがあるのか。
そもそも、
勝算はあるか。
イラク戦争もアフガニスタン戦争も、
どころか、
むしろイスラム国を生み出すなど、
「
宗派
「
国内に流入す
アメリカ主導の泥沼の対テロ戦争に、
いつの間にか日本も“参戦”