安倍首相は格差問題で「格差が許容できないほど拡大している、
という国民の意識変化は確認されていない」と述べた。
子供の6人に1人は貧困で、一日2食しか摂取していない、
しかもご飯にふりかけくらいしか食べていない子供までいる。
育ちざかりの子供は本来ものすごく食べるもので、
焼き肉なんか食わせると、大人の倍くらい食うものだ。
それが学校給食に栄養を委ねている始末で、家庭では
カップラーメンしか食べないような状態では、身体だけでなく、
間違いなく脳の発達も阻害される。
そんな栄養不足の子供が、30人学級なら5人もいることになる。
わしが子供の頃は、50人学級で、そんな貧困の子は1人か
多くて2人だった。
明らかに今の方が、貧困層が増えているのだが、安倍首相は
わからない。
世界のデータで見ても、日本は子供の貧困率が高いというのは、
出ているのだが、現実を見ようともしない。
そんな安倍首相でも、内閣支持率が50%に上昇しているのだから、
国民の半分は、飢える子供が増えていても、許容できる範囲だと
思っているのだろう。
国民がそれでいいのなら、仕方がない。