ゴー宣DOJO

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高森明勅
2015.2.14 10:00

小林よしのりにおける「個と公」の原点とは?

隔月のゴー宣道場開催に当たって、毎回必ず1週間前に原則、
師範全員参加の打ち合わせがある。

それから当日は1時間前に集合して、直前の打ち合わせ。

更に第1部終了後、休憩時間を利用して打ち合わせ。

第2部が終わると、
回収されたアンケートを時間の許す限り回し読み。

それから「語らいタイム」収録。

以上全てが終わると、反省会兼打ち上げに移る。

その間、しばしば本番に劣らない、時には本番より一層、
濃密かつ刺激的な、
或いは底抜けに馬鹿馬鹿しい言葉の
やり取りがある。

まぁ私の率直な感想を敢えて申せば、
「語らいタイム」が一番、“
薄い”印象かな
(こんなことを言うと叱られるが)。

今回も本番以外の場でも、多く学んだ。

中でも、打ち上げの席では、特に2つ大切なことを学べた。

その1つ、小林よしのりさんの『戦争論』のテーマである「個と公」
について、はっきりとした現実的かつ日常的な“モデル”が存在した
事実を知ることが出来た。

これは小さくない収穫だ。

小林よしのりにおける「個と公」の原点とは何か?

将来、本格的な小林よしのり論を書こうとしている全ての物書きは、
必ず私に取材しなければならない。

いや、別に高森なんかから間接的に聞かなくても、
本人に直接、
取材すればいいんじゃないか、って?

それを言っちゃお仕舞いよ。

それから、もう1つ学んだことは…改めて。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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