産経新聞はアフガン・イラク戦争のときと、全く同じ手口を
使っている。
日本人人質事件の渦中の、安倍首相のエジプトやイスラエル
での言動は、問題がなかったのか?という議論をしていると、
「イスラム国寄りの発言」「テロに屈する発言」だと
批判するのだ。
これはアフガン・イラク戦争のときに、わしが受けた非難と
同じで、「テロリストの味方」とか、「独裁政権の味方」と
いう非難で、わしにレッテル貼りをして、小泉政権や
アメリカへの批判を封じようとした。
戦時体制に突っ走っていくときは、ナショナリズムが激して、
政権批判をすると、必ず「敵を利する売国奴」というレッテル
を貼られる。
全体主義に傾く世論形成を、産経新聞や、自称保守論壇や、
ネトウヨは、必ず行う。
戦争の質を問う議論を封殺するのが、
自称保守・親米保守で、
彼らは単なる「好戦主義者」の単細胞なのだ。
こういう悪質なナショナリズムに煽られて、結果として、
大東亜戦争は敗北し、日本は占領下におかれ、属国となり、
アフガンもイラクも最悪の事態を招来して、イスラム国の
誕生に繋がったのである。
わしは産経新聞ら自称保守こそが、悪質な「亡国の愚民」
だと思っている。
アイヌ「民族?」問題を見れば、議論そのものを封殺する
体質は、右派も左派も同じであるのだが。
右も左も、全体主義者には警戒せよ!