ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2015.2.5 03:59

右も左も「憎悪」だらけ


「憎しみの連鎖」について語ろう。

イスラム国がヨルダンのパイロットを残酷に処刑する。

ヨルダンでは直ちにイスラム国の捕虜2名を死刑にして

報復する。

アラブVS欧米の対立が、アラブVSアラブの対立に

まで拡大してきた。

今後はもっと「憎しみの連鎖」が拡大していくだろう。

 

「憎しみ」と言えば、時浦のツイッターに、

アイヌ問題で「憎悪表現」が押し寄せているらしい。

イギリス人の「憎悪」は特に激しく、戦闘的である。

わしや時浦を「憎悪」している。

 

わしも時浦も、議論はするが、誰も「憎悪」していない。

したがって、この議論では「憎しみの連鎖」にはならない。

 

だが、左翼の在特会たちの中では「憎悪」が膨張する。

「憎しみの連鎖」ではなく、「憎しみの膨張」だ。

「憎悪」を生きがいにしている点で、在特会もカウンター

も一緒である。

「憎悪」は劣化した感情である。

 

憎い、憎い、憎い、小林よしのりに対しては職業差別も

許される、その憎悪は左翼運動家だけではない。

右派論壇人や在特会やネトウヨも同様の「憎悪」を

小林よしのりに対して抱いているのだ。

右も左も、なぜ小林よしのりを憎むのか?

同じ病根があるからに違いあるまい。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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