昨日のBS日テレの司会者が教えてくれたのだが、
前日に橋下徹が出てたそうで、橋下氏はわしの
『ゴーマニズム宣言』を読んでると言ってたそうだ。
そうでしたか。
多分、在特会の元会長も読んでるだろうな。
すると、橋下VS元会長の口喧嘩は、『ゴー宣』の
読者同士の戦いだったことになる。
こういうことが、左翼がわしを批判するネタになる。
なんでわしの本を読んで、ああいう言動になるのか?
つまり、「日本の戦争にも正義はあった」「日本は悪では
ない」というメッセージは伝わったのだが・・・
「差別は公に反する」とか、「慰安婦には感謝している」、
「慰安婦の不幸は、貧困の時代のせいである」という
メッセージも描いているのに、それが伝わっていない
ということなのだ。
自己肯定は伝わるが、他者への優しさが伝わらない。
これは、わしの描き方の問題なのか、受け取る人間の
問題なのか?
ただ一つ言っておくが、わしのメッセージを正しく
受容してくれた読者が多いからこそ、「ゴー宣道場」を
続けていけるのだし、わしは一流のホテルや洋服屋や
レストランに現場を持つ優秀な読者のおかげで、
特別待遇を受けることが多いのである。